何がしたいかわからないまま転職していい|軸の作り方と、壁打ちの使い方
「転職したい。でも、何がしたいのか自分でも分からない」
この状態で止まっている人は、非常に多いと思います。
そして、調べると出てくるのは「まず自己分析をしましょう」という助言です。
やってみた人なら分かると思いますが、たいてい答えは出ません。
過去の経験を書き出す。
強みと弱みを整理する。
価値観を洗い出す。
それらしいことは書けるのに、「で、結局どの仕事に応募すればいいのか」が分からないまま終わる。
この記事では、その理由から説明します。
そして、「やりたいこと」を探すのをいったんやめて、別の方法で軸を作る手順をお伝えします。
そもそも今が動く時期なのかを先に知りたい方は、転職した方がいいサインの見極め方から読んでください。
先に結論
・自己分析で答えが出ないのは、材料が足りていないから。やり方の問題ではありません
・「やりたいこと」より「避けたいこと」のほうが、はるかに言語化しやすい
・軸は「避けたい条件」+「できること」の2つで、実用上は足ります
・そして、一人で考えても限界があります。 壁打ち相手が必要な理由を後述します
なぜ自己分析をしても、答えが出ないのか

理由は3つあります。
どれもやり方の問題ではありません。
理由1:判断材料が、今の職場のものしかない
自己分析は、自分の内側を掘る作業です。
しかし、「どの仕事が自分に合うか」を決めるには、外側の情報(どんな仕事が存在するか、それがどういう働き方なのか)が必要です。
多くの人が知っている職種は、実際にはごくわずかです。
自分の会社にある職種と、日常で目にする職種だけ。
世の中の仕事の大半を知らない状態で、「やりたいこと」を選べるはずがありません。
「メニューを見ずに、食べたいものを決めなさい」と言われているようなものです。
掘るべきは自分の内側ではなく、外側の情報だったというケースが非常に多い。
理由2:「やりたいこと」は、経験しないと分からない
やりたいことは、内側から湧いてくるものではなく、経験の結果として見つかることがほとんどです。
やってみて面白かった。
想像と違ってつまらなかった。
この積み重ねでしか、輪郭は出てきません。
やったことないものを「やりたいかどうか」だけで決めるのって、けっこう無理があります。
だから、経験が少ない20代ほど「やりたいことが分からない」のは自然です。
それは自己理解が浅いからではありません。
単に、まだ材料が少ないだけです。
理由3:消耗していると、何も浮かばない
これが最も見落とされます。
疲れているとき、人は「やりたいこと」を思いつけません。
意欲そのものが、心身の状態に強く依存するからです。
今の職場で消耗しきっているなら、「何がしたいか分からない」のは当然の反応です。
この状態で自己分析をしても、出てくるのは「休みたい」だけということもあります。
これ、怠けじゃないです。
体が正しく答えてるだけです。
眠れない、朝起き上がれない、休日に何もできないといった状態が続いているなら、まず心身の回復を優先してください。
やる気が出ない状態が長く続いているなら、一度受診してみてください。
気持ちの問題じゃないことがあります。
【核心1】「やりたいこと」の代わりに、これを決める

やりたいことが分からなくても、転職はできます。
必要なのは、次の2つだけです。
① 避けたい条件(最優先)
やりたいことは言語化しにくいのに、避けたいことは驚くほど簡単に出てきます。
試してみてください。
今の職場、あるいは前職で、つらかったことを5つ挙げる。
おそらく1分もかかりません。
- 夜勤で生活リズムが壊れた
- 残業が月◯時間を超えていた
- 上司の詰め方がきつかった
- 休みが取れなかった
- 何のためにやっているか分からない業務が多かった
- 数字だけで評価される環境が合わなかった
これが軸の材料です。
「やりたいことがある人」は強く見えますが、実際に長く続くかどうかを決めているのは、避けたい条件を避けられているかどうかです。
どんなに興味のある仕事でも、月80時間の残業が続けば続きません。
そして、避けたい条件は具体的なほど機能します。
| 抽象的(使えない) | 具体的(使える) |
|---|---|
| 人間関係が良いところ | 上司が1対1で詰めてくる文化ではないところ |
| ホワイトな会社 | 残業月20時間以内、有給消化率◯割以上 |
| やりがいのある仕事 | 自分の仕事が誰に届いているか見える仕事 |
| 落ち着いた環境 | 夜勤なし、シフトが固定 |
右みたいに書けると、求人を絞れます。
左だと絞れません。
これだけの差です。
② できること(自己評価ではなく、事実として)
もう一つが「できること」です。
ただし、「強み」を探そうとすると止まります。
「強みと言えるほどのものはない」と感じるからです。
代わりに、やってきたことを動詞で書き出してください。
「聞く」「説明する」「調整する」「記録する」「教える」「確認する」「改善する」「まとめる」「謝る」「判断する」——
20個を目標に、思いつくまま書き出します。
職種名(販売、事務、営業)ではなく、動詞で書くのがポイントです。
職種名は業界に紐づいていますが、動詞は業界を越えて移植できます。
そして、書き出した中から「これは苦にならない」と思えるものを3つ選ぶ。
得意でなくて構いません。
苦にならないことが基準です。
この3つが、あなたが続けられそうな仕事のヒントになります。
ちなみにこの20個、書類でもそのまま使えます。
職務経歴書への落とし込み方は職務経歴書の書き方(未経験向け)に、コピペできる完成見本を載せています。
【核心2】2つを掛け合わせると、軸になる

「避けたい条件」と「苦にならないこと」を並べると、探す方向が決まります。
例を挙げます。
例1
- 避けたい:夜勤、不規則なシフト、大人数の場での発言
- 苦にならない:記録する、確認する、正確に処理する
- → 方向性:日勤固定で、正確性が評価される業務。事務系、管理系、検査・品質関連など
例2
- 避けたい:数字だけの評価、1日中デスクにいること
- 苦にならない:聞く、説明する、人に教える
- → 方向性:対人業務で、関係の継続が評価される仕事。カスタマーサクセス、支援職、教育関連など
例3
- 避けたい:残業、急な呼び出し、責任範囲が曖昧なこと
- 苦にならない:手順を守る、まとめる、改善を考える
- → 方向性:業務範囲が明確な職種。バックオフィス、生産管理、運用系など
注目してほしいのは、これらが「やりたいこと」ではないという点です。
「向いている方向」でしかありません。
でも、それで十分です。
応募先を絞るのに、情熱は要りません。
方向さえ決まっていれば動けます。
未経験の分野を狙う場合は、未経験の転職で受かる職種の選び方も見てください。
求人倍率で、入りやすい職種が分かります。
【核心3】一人で考えても、限界がある理由

ここまでの作業は、一人でもできます。
ただし、必ず途中で詰まります。
理由は最初に書いたとおりで、外側の情報が足りないからです。
「避けたい条件」と「苦にならないこと」が出ても、それに合う職種が世の中に存在するのかどうかは、自分では分かりません。
- この条件で、実際に求人はあるのか
- 自分の経歴で、その職種に応募できるのか
- その職種の実際の働き方は、想像と合っているのか
これ、いくら自分の中を探しても出てきません。
外にしかない情報です。
だから、壁打ち相手が要ります
ここでいう壁打ちとは、自分の考えを他人に投げて、返ってきたもので考えを整理する作業です。
一人で考えると、思考は同じ場所を回ります。
言葉にして誰かに話すと、話しながら整理されるという現象が起きます。
そして相手から質問されると、自分でも気づいていなかった前提が見えてきます。
では、誰に話すか。
- 友人・家族:気軽に話せますが、求人市場の情報を持っていません。
「頑張って」で終わることが多く、方向性の検証には向きません。
- 同僚:職場に伝わるリスクがあります。
避けるほうが無難です。
- 転職エージェントの担当者:求人市場の情報を持っていて、かつ無料です。
そして、多くの求職者を見てきているので、「その条件なら、こういう職種がある」という具体的な返答ができます。
「何がしたいか分からない」という相談は、エージェントにとって最も一般的なテーマの一つです。
立派な志望動機を用意してから行く必要はありません。
そもそもエージェントを使うべきかどうかは、転職サイトとエージェントの違いの3つの質問で判定できます。
使わないほうがいい人もいます。
面談を、壁打ちの場として使う

エージェントの面談を、求人紹介の場だと思っている人が多いのですが、それは後半部分です。
前半は、経歴と希望を整理する時間です。
ここを壁打ちとして使うと、価値が変わります。
面談で、こう切り出してください。
「正直、何がしたいかがまだ固まっていません。
ただ、前職で◯◯がつらかったので、それは避けたいと思っています。
あと、△△という作業は苦にならないほうです。
この条件だと、どういう職種の可能性がありますか。」
この聞き方をすると、返ってくる情報が変わります。
- その条件で応募できる職種の候補
- 実際に求人があるかどうか
- 自分の経歴で現実的かどうか
- 似た経歴の人が、どこに移っているか
最後の項目が特に有用です。
「あなたと似た経歴の方は、こういう職種に移ることが多いです」という情報は、一人では絶対に手に入りません。
そして、紹介された求人を見ることで、「やりたいこと」の輪郭が出てくることがあります。
「これは違う」「これは少し興味がある」——具体的な選択肢に反応することで、初めて自分の好みが見えてくるからです。
内省では出なかった答えが、選択肢を見た瞬間に出る。
これはよくあることです。
面談で何を持っていけばいいかは、転職エージェントの初回面談の準備に書きました。筆記用具とメモ帳だけで足ります。
経歴に不安がある20代なら、既卒・フリーター・中退・高卒も対象に含める第二新卒エージェントneoが、入口として使いやすいサービスです。
「何がしたいか分からない」という状態での相談も受け付けています。
📱 「何がしたいか分からない」から相談できる:第二新卒エージェントneo(無料)※18〜29歳対象。相談だけの利用もできます。
サービスの詳細は第二新卒エージェントneoの評判を検証した記事にまとめています。
やってはいけない、3つのこと

① 「やりたいことが見つかるまで」動かない
見つかりません。
前述のとおり、やりたいことは経験の結果として現れるので、動かないまま待っていても輪郭は出てきません。
そして、待っている間に状況は変わります。
年齢が上がり、ブランクが伸び、選択肢が減っていく。
「準備が整ってから」は、多くの場合いつまでも来ません。
動くこと自体が怖いという方は、転職が怖い・決められないときを先にどうぞ。
不安を4つに分けて、手を打てるものだけ扱う方法を書いています。
② 好きなことを、そのまま仕事にしようとする
「好きなこと=やりたいこと」と考えて、趣味を仕事にしようとするケースがあります。
うまくいく人もいますが、リスクは正しく理解しておいてください。
好きなことを仕事にすると、好きだった部分以外の作業が大量に発生します。
そして、成果を出すことを求められた瞬間、好きという感情の性質が変わります。
「好き」より「苦にならない」で選んだほうが、たぶん長く続きます。
③ 適職診断の結果を、そのまま信じる
適職診断や適性検査は、思考の材料としては有用です。
自分では気づかない傾向が出ることもあります。
ただし、結果をそのまま職種選びの答えにしないでください。
診断は、あなたの経歴、住んでいる地域、求人の有無を考慮していません。
「この職種が向いています」と出ても、その求人があなたの条件で存在するとは限りません。
診断は出発点であって、結論ではありません。
危ない求人を見分ける方法はブラック企業を求人票で見分ける方法に。
「未経験歓迎」の中身は、全部同じではありません。
「今の状態」を先に確認したほうがいい場合

ここまで読んで、それでも何も浮かばないなら、順番を変えてください。
やりたいことが浮かばない原因が、消耗である可能性があります。
前述のとおり、意欲は心身の状態に強く依存します。
疲れ切っているときに「何がしたいか」を考えても、答えは出ません。
そして、答えが出ないことで「自分には何もない」と結論づけてしまう——これが最も避けたい流れです。
いまの状態がしんどいなら、軸を探すより先に休んでください。
受診も検討してみてください。
回復してから考えると、同じ問いへの答えがまったく違って出てくることがあります。
そもそも、知っている職種が少なすぎる問題

「何がしたいか分からない」の裏側には、そもそも選択肢を知らないという単純な事実があることが多いです。
試しに、職種を20個挙げてみてください。
おそらく、営業、事務、経理、人事、企画、販売、エンジニア……このあたりで止まると思います。
実際には、はるかに多くの職種が存在します。
そして、その多くは日常生活で目にする機会がありません。
たとえば、次のような職種を知っているでしょうか。
- カスタマーサクセス:契約後の顧客が、サービスを使いこなせるよう支援する職種
- インサイドセールス:訪問せず、電話やオンラインで商談を進める営業
- 生産管理:製造業で、納期・在庫・人員の調整を担う職種
- 品質保証:製品やサービスの基準を担保する職種
- サービス提供責任者:介護分野で、利用者とヘルパーの調整を担う職種
- フィールドサポート:導入した機器やシステムの現場対応
- バックオフィス:総務・労務・経理などを横断的に扱う職種
これらは特殊な職種ではなく、求人としては一般的に存在します。
ただし、名前を知らなければ、検索することも、興味を持つこともできません。
「やりたいことがない」のではなく、「候補が見えていない」だけ。
このケースは、想像以上に多いと思います。
だからこそ、求人を眺めるという行為自体に意味があります。
応募するためではなく、世の中にどんな仕事があるのかを知るためです。
そして、この作業を効率化する方法があります。
「自分の経歴で応募できる職種を、一通り教えてください」とエージェントに聞くことです。
自分では検索できない職種名が、そこで初めて出てきます。
候補が見えて初めて、選ぶという行為が成立します。
ちなみに、この聞き方をすると担当者の質も分かります。
ぱっと3つも4つも職種名が出てくる人は、求人をよく見ています。
逆に「ご希望をお聞かせください」で返してくる人は、あなたの経歴を求人に当てはめる作業をしていません。
20代で経歴に不安がある方なら、第二新卒エージェントneoの評判に、面談でどこまで見てもらえるかをまとめています。
対象外になる条件も書いているので、そこも先に確認してください。
動きながら軸が固まる、という順番

最後に、順番の話をします。
多くの人は、「軸を決める → 転職活動を始める」という順番を想定しています。
だから、軸が決まらないと動けません。
でも実際には、逆のことが起きます。
- 求人を見る → 「これは違う」と分かる → 避けたい条件が1つ明確になる
- 面談を受ける → 「その職種は経歴的に難しい」と言われる → 現実的な範囲が分かる
- 応募してみる → 面接で業務内容を聞く → 想像と違う部分が見つかる
- 面接を受ける → 「この会社の雰囲気は合いそうだ」と感じる → 好みが言語化される
動くたびに、材料が増えていきます。
そして材料が増えると、軸は自然と固まります。
つまり軸って、決めてから動くものじゃなくて、動きながら形になっていくものです。
最初から完成形が見えている人はいません。
だから、「まだ決まっていないから」という理由で止まる必要はありません。
決まってないまま動くのは、いい加減でも何でもありません。
むしろ、そっちが普通です。
もちろん、動く前に心身を整える必要がある場合は、そちらが先です。
ただ、それが問題でないなら、完璧な軸を待たずに情報を取りに行くほうが、結果的に早く着地します。
辞める前に、試せることもあります
「動かないと分からない」と言われても、いきなり転職するのは怖いと思います。
当然です。
辞めてから「違った」では、取り返しがつきません。
なので、辞めずに試せるものから挙げます。
① 同じ会社の中で、別の仕事を見る
意外とやっていない人が多いんですが、社内異動の希望を出すという手があります。
「転職するほどじゃないけど、今の部署が合わない」という場合、これがいちばん損が少ないです。
給料も勤続年数もそのままです。
希望が通らなくても、聞くだけならタダです。
「どういう部署があるのか」を人事に聞くだけでも、選択肢が増えます。
② 1日だけ、別の現場で働いてみる
資格がある人は、これができます。
看護・介護の分野には、単発(1日単位)の仕事を扱っているサービスがあります。
- 健診のヘルプ
- デイサービス
- 企業の医務室
- イベントの救護
「辞めるかどうか決める前に、他の現場を1日だけ見てみる」 という使い方ができます。
これ、かなり強いです。
頭で考えるより、1日行ったほうが早いです。
「あ、こっちのほうが合ってるかも」も「やっぱり今の職場のほうがマシだ」も、行けば分かります。
看護師の方はMCナースネットの評判、介護の方は介護タウンの評判に、単発や非常勤の実態をまとめています。
③ 副業でやってみる
時間と体力が残っていれば、という条件付きです。
興味のある分野を、週末に少しだけやってみる。
向いていなければ辞めればいいだけなので、リスクがほぼありません。
ただし、就業規則は先に確認してください。
副業禁止の会社はまだあります。
そして、いま消耗しているなら、これはやらないでください。
休むのが先です。
④ 求人を5件だけ見る
いちばん手軽です。
3分で終わります。
応募しなくていいです。
「こんな仕事があるのか」を見るだけ。
これだけでも、「これは絶対に違う」が1つ増えます。
避けたい条件が1つ明確になるということです。
⑤ 面談を1回受ける
これも辞めなくてできます。
在職中でも受けられますし、転職を決めていなくても構いません。
しかも、②〜④と違って、自分の経歴で何ができるかを教えてもらえます。
そこが大きいです。
①〜⑤のどれでもいいので、1つやってみてください。
全部やる必要はありません。
1つ動くと、次に何をすればいいかが見えてきます。
逆に、何もしないまま考え続けても、材料は増えません。
ここだけは、断言できます。
よくある質問

Q. やりたいことがないまま転職して、後悔しませんか?
「やりたいこと」がある人のほうが少数です。
「これは避けたい」をはっきりさせて選んだほうが、憧れだけで選ぶより続きます。
Q. 面接で「やりたいこと」を聞かれたらどうしますか?
「何がしたいか分かりません」と答える必要はありません。
避けたい条件と、苦にならないことを組み合わせて語れば、十分に志望動機になります。
「前職で◯◯を経験し、△△という働き方が自分に合うと分かった。
御社の◯◯であれば力を発揮できると考えた」という形です。
例文は転職の志望動機の書き方に、辞めた理由の伝え方は退職理由の言い換え12パターンにまとめています。
Q. 自己分析の本やワークシートは役に立ちますか?
材料の整理には役立ちます。
ただし、外側の情報(どんな職種が存在し、自分の経歴で応募できるか)は、そこからは得られません。
内省と情報収集は、別の作業です。
Q. 20代後半ですが、まだ何がしたいか分かりません。
珍しいことではありません。
経験の量が増えるほど輪郭は出やすくなるので、動きながら見つけるほうが早い場合があります。
ただし、20代向けサービスには年齢の上限があるものが多いので、時期は意識しておいてください。
Q. 適職診断で出た職種に、応募すべきですか?
診断は思考の材料であって、結論ではありません。
その職種の求人が、あなたの条件で実際に存在するかを確認してから判断してください。
Q. 好きなことを仕事にするのは間違いですか?
間違いではありませんが、好きな部分以外の作業が大量に発生することは想定しておいてください。
「好き」より「苦にならない」を基準にすると、判断を誤りにくくなります。
Q. 経験が浅くて、書き出せる動詞が少ないです。
アルバイトや学生時代の経験でも構いません。
「教える」「まとめる」「気づく」といった日常的な動詞も、立派な材料です。
少なく感じても、10個は出るはずです。
Q. エージェントに「何がしたいか分からない」と言って、呆れられませんか?
呆れられません。
転職相談で最も多いテーマの一つです。
むしろ、取り繕った志望動機を伝えるほうが、合わない求人を紹介される原因になります。
ただ、サービスによって温度差はあります。
職歴がある前提で設計されているところだと、「まだ固まっていません」と言った時点で話が進まないことがあります。
既卒・フリーター・中退・高卒も対象に入れているサービスなら、その前提で話を聞いてもらえます。→ 第二新卒エージェントneoの評判
Q. 転職しないほうがいいのでしょうか?
それも選択肢です。
ただし、選択肢を確認したうえで残るのと、他に行き場がないから残るのとでは、心の消耗がまったく違います。
情報を得てから判断してください。
Q. 考えても考えても、答えが出ません。
考える材料が足りていない可能性が高いです。
内省を続けるより、外側の情報を1つ足すほうが早く進みます。
求人を5件見る、相談してみる、それだけで問いの形が変わることがあります。
辞めてから探すか迷っている方は、辞めてから転職するリスクも見ておいてください。
貯金で何ヶ月もつかを計算する方法を書いています。
まとめ|方向が決まれば、十分に動けます
整理します。
- 自己分析で答えが出ないのは、外側の情報が足りていないから
- 「やりたいこと」より「避けたい条件」のほうが、圧倒的に言語化しやすい
- 避けたい条件は、具体的であるほど求人を選別できる
- できることは、動詞で20個書き出して、苦にならないものを3つ選ぶ
- この2つを掛け合わせれば、方向性が決まる。情熱は不要
- 一人では詰まる。求人市場の情報を持つ相手と壁打ちする
- 意欲が湧かない原因が消耗なら、回復が先
いまの状態を確かめたいなら、仕事のストレスが限界のサイン20か無料のストレスチェック(3分)をどうぞ。質問に答えるだけです。
「何がしたいか分からない」は、転職できない理由にはなりません。
必要なのは、明確な夢ではなく、避けたいものを避けられる場所を選ぶことです。
そしてそれは、今日から言語化できます。
そして、言語化できたら、誰かに投げてください。
頭の中で完成させようとすると、また同じところをぐるぐるします。
不格好でもいいので、いったん外に出すほうが早いです。
- 20代で経歴に不安がある方
- → 第二新卒エージェントneoの評判(相談だけでも使えます)
- 30代以上、地方で探したい方
- 面談で何を聞かれるか不安な方
- → 転職エージェントの初回面談の準備(手ぶらで行って大丈夫です)
どのサービスが自分に合うかは、20代・未経験の転職エージェント比較で、対象条件と詰まっている段階別に整理しています。
「考えること自体に、疲れてしまった」あなたへ

答えの出ない問いを抱え続けるのは、それだけで消耗する作業です。
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メール登録だけで受け取れます。
転職を決めていなくても、今の状態を整えるために使ってください。
