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看護師3年目で夜勤がつらいのは当然です|支援が減って業務だけ増える時期だから

Kasai
※本記事にはプロモーション(広告)が含まれています。

夜勤前、白衣に着替えながら動悸がする。
ロッカーの前で一度立ち止まって、深呼吸をしてから病棟に出る。

それが習慣になっている。

1年目のほうがきつかったはずなのに、あのころは何とかなっていた。

3年目の今のほうが、体が動かない。

同期が2人辞めた。
1人は何も言わずに辞めていった。
おめでとうとも、うらやましいとも言えなくて、ただ「そっか」とだけ返した。

そして、こう思っている自分がいます。

「3年目でこれくらいで辞めるなんて、甘えなんじゃないか」

まず、これだけは書いておきます。

甘えではありません。

3年目がつらいのには、はっきりした理由があります。

この記事では、その理由を構造から説明します。
感情論ではなく、あなたの職場で実際に起きていることとして整理します。

そして、その3年が辞めても無駄にならない理由を、具体的な数字と選択肢で示します。

読み終わるころには、少なくとも「自分が弱いからではない」ということだけは、はっきりしているはずです。


Contents
  1. なぜ1年目より3年目のほうがつらいのか
  2. 数字で見る、3年目の立ち位置
  3. 「3年は続けろ」の正体
  4. 夜勤をやめることと、看護師をやめることは別です
  5. お金の計算だけは、先にしておいてください
  6. 3年の経験で、どんな働き方が選べるのか
  7. 師長に相談するときの、具体的な言い方
  8. 辞めると決める前に、確かめてほしい3つのこと
  9. 2週間以上続いているなら、転職より先に受診してください
  10. 眠れないことが続いているなら
  11. よくある質問
  12. まとめ:あなたの3年は、消えません

なぜ1年目より3年目のほうがつらいのか

これは気のせいではありません。
3年目という時期には、はっきりした特徴があります。

支援が減るのに、業務は増えます

3年目に起きることを並べてみます。

増えるもの減るもの
受け持ち患者の人数「新人だから」という配慮
重症度の高い患者の担当質問しやすい空気
リーダー業務「分からない」と言える回数
後輩の指導フォローしてくれる先輩の目
委員会や係の仕事教育の時間
夜勤の回数ミスが許される余地

もう一度見てください。
左に並んでいるものが全部増えて、右に並んでいるものが全部減ります。

1年目は、きつくても「新人だから」で守られていました。
2年目までは、まだ聞ける空気がありました。

3年目は「もう一人前でしょ」と扱われます。
でも、実際に一人前になっているかどうかは別の話です。

「もう慣れたでしょ」という言葉

3年目の看護師が一番よく言われる言葉かもしれません。

慣れたかどうかを決めているのは、あなたではなく周りです。
そして周りは、あなたの中身ではなく年数を見ています。

だから、しんどいと言い出しにくくなります。
言えば「3年目なのに」と思われる気がする。
その気持ちは、実際の職場の空気に基づいた、正当な判断です。

夜勤で体に出るのは、だいたい3年目からです

もう1つ、体の話があります。

夜勤の負担は、その日だけで消えるものではありません。
眠る時間帯がずれ続けることの影響は、少しずつたまっていきます。

1年目は、気力と若さで押し切れます。
2年目も何とかなります。
そして3年目あたりで、押し切れなくなります。

  • 夜勤明けに眠れない
  • 休みの日が寝るだけで終わる
  • 動悸がする
  • 前より風邪をひきやすい
  • 食欲が変わった

これは根性が続かなくなったのではなく、体が正直に反応しているだけです。

つまり、3年目のつらさは構造の問題です

まとめます。

  • 業務は最も増える
  • 支援は最も減る
  • 弱音を言いにくい空気が最も強い
  • 夜勤の蓄積が最初に出る

この4つが同時に来るのが3年目です。

つらいのは当然です。


数字で見る、3年目の立ち位置

感覚の話だけでは納得しにくいと思うので、公的な調査の数字を出します。

辞めている人は、あなただけではありません

日本看護協会が毎年行っている病院看護実態調査によると、正規雇用の看護職員の離職率は11.0%、既卒で採用された人の離職率は16.1%でした(2025年公表の調査より)。

10人に1人以上が、1年のうちに職場を離れています。

さらに、同じ協会の調査では、「今後も看護師として働き続けたい」と答えた人の割合が前年より5ポイント近く下がり、約6割になったという結果も出ています。

4割近くの人が、続けることに迷いを持っているということです。

あなたが特別なわけではありません。

夜勤手当は、15年以上ほとんど上がっていません

これは、あまり知られていない事実です。

同じ調査で、夜勤手当の額は3交替制・2交替制ともに2010年とほぼ同じ水準にとどまっていることが指摘されています。

つまり、こういうことです。

夜勤のつらさは変わらないのに、その対価は15年以上ほとんど変わっていません。

物価は上がりました。
生活費も上がりました。

でも、あなたが体を削って得ている夜勤手当の金額は、ほとんど動いていません。

「割に合わない」と感じているなら、その感覚は正確です。

気のせいでも、わがままでもありません。

給料の伸び方も見ておいてください

同じ調査によると、看護師の平均的な給与はこうなっています。

平均税込給与総額
新卒(高卒+3年課程)約28万5,000円
新卒(大卒)約29万2,000円
勤続10年(31〜32歳・非管理職)約34万円

新卒から10年働いて、差は5万円ほどです。

しかもこの10年の間に、夜勤の回数も、責任も、指導する後輩の数も増えていきます。

この事実を知ったうえで続けるか、知らずに続けるかは、大きく違います。


「3年は続けろ」の正体

3年目で悩む人を止めているのは、たいていこの言葉です。

「石の上にも三年」「3年は続けないと転職で不利」

この言葉について、正直に書きます。

なぜ3年と言われるのか

もともとは、新卒でどこにも定着できない人を心配して言われてきた言葉です。
何度も短期間で辞めていると、次の職場で不安に思われる。

それは事実です。

でも、看護の世界に当てはめたとき、「3年」という数字にはもう1つの意味があります。

3年は「求人の条件を満たす」ラインです

看護師の求人には、「臨床経験3年以上」という条件がついているものがかなりあります。

訪問看護、健診センター、企業の医務室、治験関連、クリニックの一部、教育担当のポジション。
病棟以外の働き方には、この条件がついていることが多いのです。

つまり、こういうことになります。

3年目のあなたは、その条件を満たしたところに立っています。

「まだ3年しかない」ではありません。

「もう3年ある」のです。

3年続けたことの意味

3年の病棟経験があれば、次のことができるようになっているはずです。

  • 急変時に何をすべきか、体が動く
  • 一通りの処置と看護技術を、一人でこなせる
  • 患者さんと家族への説明ができる
  • 記録が書ける
  • 多職種と連携できる
  • 夜勤の少人数体制で判断できる

これは資格ではなく、経験でしか手に入らないものです。
そして、辞めても消えません。

だから、この3年は無駄になりません

もし今辞めたとしても、あなたの手元には「3年の病棟経験」が残ります。

それは履歴書に書ける事実であり、多くの求人の応募条件を満たすものであり、次の職場であなたを守ってくれるものです。

「途中で投げ出した3年」ではありません。

「積み上げた3年」です。


夜勤をやめることと、看護師をやめることは別です

ここが、この記事で一番お伝えしたいことです。

「夜勤がつらい」と感じたとき、多くの人が「看護師を辞めるかどうか」という大きすぎる問いに直結させてしまいます。

その間に、いくつも段階があります。

選択肢は5段階あります

  • 段階1:今の職場で夜勤の回数を減らす
    • まず師長に相談する方法です。
      体調を理由に夜勤回数の調整を受けられる職場もあります。
      ただし、人手が足りない職場では通らないこともあります。
  • 段階2:同じ病院内で部署を変える
    • 外来、健診部門、手術室、内視鏡室など、夜勤がない、または少ない部署への異動です。
      病院を辞めずに環境だけを変えられます。
      ただし定員があるので、希望が通るとは限りません。
  • 段階3:夜勤のない職場に移る
    • クリニック、健診センター、企業の医務室、保育園、デイサービス、訪問看護(オンコールの有無を要確認)。
      看護師のまま、夜勤だけをやめる選択です。
  • 段階4:雇用の形を変える
    • 常勤ではなく、パート・非常勤・派遣という働き方です。
      収入は下がりますが、勤務の量を自分で決められます。
  • 段階5:単発で働きながら考える
    • 1日単位の仕事を受けながら、次を探す方法です。
      「辞めたけれど、すぐフルタイムは無理」という状態のときに使えます。

多くの人が、段階1から一気に「辞める」へ飛びます

段階2から4があることを知らないまま、「続けるか、看護師をやめるか」の二択で考えてしまう。

これが一番もったいないパターンです。

あなたが嫌なのは、看護そのものではないかもしれません。
夜勤かもしれないし、その病棟の空気かもしれないし、人手の足りなさかもしれません。

そこを分けて考えるだけで、選択肢は一気に増えます。

👉 関連記事:看護師が夜勤なしで転職するには|職場の種類と収入の変化を数字で


お金の計算だけは、先にしておいてください

夜勤をやめる話をすると、必ずぶつかるのがお金です。

ここは感情ではなく、数字で確認しておくべきところです。

計算のしかた

給与明細を出してください。
3か月分あると正確です。

  1. 夜勤手当・深夜割増の合計を出す
  2. それを月あたりに直す
  3. 今の手取りから、その金額を引く

これが、夜勤をやめた場合のおおよその手取りです。

引いた後の金額で、生活できますか

ここを確かめてください。

  • 家賃、光熱費、通信費、食費、奨学金の返済
  • 引いた後の金額から、これらを払えるか

払えるなら、選択肢は広がります。
払えないなら、次のどれかを考えることになります。

  • 夜勤をゼロではなく減らす
  • 夜勤なしでも給与水準が保てる職場を探す
  • 単発や派遣で不足分を補う
  • 支出そのものを見直す

「減った分」だけを見ないでください

夜勤をやめると、収入は下がります。
それは事実です。

でも、同時にこういうものも減ります。

  • 夜勤明けに何も手につかない日
  • 休みが回復だけで終わること
  • 体調を崩して受診する費用
  • 「いつまで続けられるんだろう」という不安

このどちらを取るかは、他人が決めることではありません。
ただし、数字を知らずに決めるのだけは避けてください。


3年の経験で、どんな働き方が選べるのか

具体的に見ていきます。
3年の病棟経験があると、応募先の幅がかなり変わります。

働き方夜勤3年の経験が効くか
クリニック(外来)なし◯ 一通りできる人が求められます
健診センターなし◯ 採血・処置の経験が直結します
企業の医務室なし◎ 経験年数の条件が多い
保育園・学校なし◯ 子どもへの対応の経験があると有利
訪問看護施設による◎ 判断できることが必須なので3年は強い
デイサービス・施設少ない◯ 急変時の判断ができる人が重宝されます
治験関連なし◎ 経験年数の条件があることが多い
単発・スポット選べる◯ 即戦力として扱われます
夜勤専従夜勤のみ収入は上がるが体の負担は増えます

「病棟以外の仕事なんて、自分にできるのか」と思うかもしれません。

でも、3年間の病棟は、看護の中でもかなり負荷の高い環境です。

そこで働いてきた人が、外来や健診で通用しないということはありません。

一度に決めなくて構いません

いきなり転職を決める必要はありません。

まず「どんな求人があるのか」を見るだけでも意味があります。
選択肢を知ってから決めるのと、知らずに我慢し続けるのとでは、まったく違います。

看護師向けの求人サービスの中には、常勤だけでなく、単発・派遣・非常勤まで扱っているところがあります。
「まだ辞めると決めていない」段階の相談でも使えます。

たとえばMCナースネットは、看護師・准看護師・保健師・助産師の有資格者向けで、健診、デイサービス、企業の医務室など病院以外の求人を多く扱っています。

単発の仕事もあるので、辞める前に1日だけ他の現場を見てみるという使い方もできます。

登録は無料です。

ただし、登録すると担当者から連絡が入るので、申し込み時に「連絡がつきやすい時間帯」を書いておいてください。
夜勤があると日中は電話に出られないので、メール希望と書いておくと話が早くなります。

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師長に相談するときの、具体的な言い方

段階1と2(夜勤の回数を減らす・部署を変える)を試すなら、避けて通れないのが師長との面談です。

ここでつまずく人がとても多いので、具体的に書きます。

なぜ言えないのか

言えない理由は、たいていこの3つです。

  • 人手が足りないのを知っているから
  • 他の人も同じようにきついと分かっているから
  • 「あなただけ特別扱いはできない」と言われそうだから

この3つは全部、あなたの優しさから来ています。

そして、その優しさが自分を追い込んでいます。

「つらい」ではなく「事実」で伝える

伝え方を変えるだけで、受け取られ方が変わります。

  • 避けたい言い方
    • 「夜勤がつらいので、減らしてもらえませんか」
    • つらさは主観なので、「みんなつらいよ」で返されてしまいます。
  • おすすめの言い方
    • 「夜勤明けに眠れない日が続いていて、次の勤務までに体調が戻りません。夜勤の回数を調整していただくことは可能でしょうか」
    • これは事実の報告です。
      そして「体調が戻らないまま勤務している」というのは、安全管理の話でもあります。
      師長にとって無視しにくい情報になります。

診断書があると、話が変わります

受診して診断書が出ているなら、それが最も確実です。

「本人の希望」から「医師の判断」に変わるので、師長も動きやすくなります。
組織として記録も残ります。

体調のサインが出ているなら、受診は自分を守る手続きでもあります。

言うタイミング

シフト作成の前に伝えてください。
すでに組まれた後だと、変更は難しくなります。

多くの職場ではシフトが1か月前後前に確定するので、その2週間ほど前が目安になります。

通らなかった場合

「今は無理」と言われることもあります。
そのときは、あなたの伝え方が悪かったのではありません。
職場に余力がないだけです。

その場合は、段階3以降を考える段階に来た、ということになります。
一度言ってみて通らなかったという事実は、次に進むための材料になります。

どうしても切り出せないとき

引き止めが強い職場では、そもそも「辞めたい」を言い出せないことがあります。
師長に相談すること自体がこわい、2回言いかけて失敗した——これも珍しい話ではありません。

言えないのは、あなたの意志が弱いからではありません。
医療現場は人手不足を理由に引き止めが強く出やすい構造があります。

👉 関連記事:看護師が退職代行を使うとどうなる?師長・夜勤・医療業界特有の引き止めへの対処


辞めると決める前に、確かめてほしい3つのこと

急いで決める必要はありません。
でも、確かめておいたほうがいいことがあります。

① つらいのは「夜勤」ですか、「この職場」ですか

同じ夜勤でも、職場によって中身はまったく違います。

  • 人数が足りているか
  • 仮眠が実際に取れるか
  • 重症度がどのくらいか
  • 相談できる先輩がいるか

もし「この職場の夜勤」がつらいなら、夜勤そのものをやめなくても解決する可能性があります。

部署や病院を変えるだけで、体感が変わることは実際にあります。

② 3交替と2交替、どちらが向いているか

これも見落とされがちです。

2交替は1回が長い代わりに出勤日数が減り、3交替は1回が短い代わりに生活リズムが細かく切り替わります。

どちらがつらいかは人によって違います。 今の勤務形態が体に合っていないだけ、という可能性もあります。

③ 体調のサインが出ていませんか

これが一番大事です。次の章で書きます。


2週間以上続いているなら、転職より先に受診してください

ここは飛ばさずに読んでください。

次のような状態が2週間以上続いているなら、働き方を考える前にやることがあります。

  • 夜勤前に動悸がする、涙が出る
  • 眠れない、または眠っても休めた気がしない
  • 食欲が大きく変わった
  • 休みの日も一日中寝て終わってしまう
  • 気分の落ち込みが続いている
  • 仕事中にミスが増えた

医療職だからこそ、自分の不調を後回しにしがちです。
「これくらいで受診するなんて」と思っていませんか。

患者さんに同じ症状の人がいたら、あなたは何と言いますか。
受診をすすめるはずです。

心療内科が重く感じるなら、まずはかかりつけの内科でも構いません。
必要なら、休職や傷病手当金という制度も使えます。

転職活動は、体調が整ってからでも遅くありません。
むしろ、消耗しきった状態で決めた転職は、うまくいきにくくなります。

👉 関連記事:仕事のストレスが限界のサイン|心と体に出る変化と、そのときにできること
👉 関連記事:うつと診断されたら退職か休職か|判断の軸と使える制度


眠れないことが続いているなら

夜勤のある生活では、眠りそのものが崩れます。

夜勤明けに眠れない、休みの日も疲れが取れない。
この状態が続くと、判断力も落ちます。

環境から整えるのが、一番お金がかからず確実です。
昼に寝るなら、まず部屋を暗くしてください。
遮光カーテンやアイマスクは数千円で試せて、効果を自分で確かめられます。

👉 関連記事:寝ても疲れが取れない人の睡眠グッズの選び方|朝の症状から順番を決める


よくある質問

Q. 3年目で辞めると、次で不利になりませんか?

A. 臨床経験3年以上を条件にしている求人は多くあります。
つまり3年目は、応募できる先が増える時期です。
何度も短期間で辞めているわけでなければ、大きな不利にはなりにくいと考えられます。

Q. 師長に「夜勤がつらい」と言えません。

A. 「つらい」ではなく、体調の事実として伝える方法があります。
「夜勤明けに眠れない日が続いていて、体調が戻りません」という言い方なら、感情ではなく状態の報告になります。
受診して診断書がある場合は、それが一番確実です。

Q. 同期がまだ頑張っているのに、自分だけ辞めるのは気が引けます。

A. 体の耐えられる負荷は人によって違います。
背が高い人と低い人がいるのと同じで、優劣ではありません。
そして同期の人も、同じことを考えているかもしれません。

Q. 辞めたら看護師に戻れなくなりませんか?

A. 看護師免許は失われません。
ブランクがあっても復帰する人は多く、復職支援の研修を行っている都道府県の看護協会もあります。
単発や派遣で少しずつ戻るという方法もあります。

Q. 夜勤専従にすれば楽になりますか?

A. 収入は上がる傾向がありますが、昼夜が完全に逆転する生活が続きます。
体調管理の難しさは増える可能性があるので、いきなり切り替えるより、段階的に判断するほうが安全です。

Q. 転職活動はいつ始めればいいですか?

A. 在職中に情報を集めるのが基本です。
ただし体調のサインが出ているなら、そちらが先です。
求人を見るだけなら、体調が悪くてもできます。

Q. 奨学金の返済があります。

A. 病院の奨学金は、規定年数より前に辞めると一括返済を求められる契約が多くあります。
契約書を必ず確認してください。
金額と期限を把握してから判断してください。


まとめ:あなたの3年は、消えません

最後に要点をまとめます。

  1. 3年目がつらいのは構造の問題です。
    業務が最も増え、支援が最も減り、弱音を言いにくい空気が最も強い時期です。
  2. 夜勤の蓄積が体に出るのは、だいたい3年目からです。
    根性が続かなくなったのではありません。
  3. 夜勤手当は2010年からほとんど上がっていません。
    「割に合わない」という感覚は正確です。
  4. 3年は「求人の条件を満たす」ラインです。
    「まだ3年」ではなく「もう3年ある」のです。
  5. 夜勤をやめることと、看護師をやめることは別です。
    間に5段階の選択肢があります。
  6. お金の計算だけは先にしてください。
    夜勤手当がなくなったときの手取りを、給与明細から出します。
  7. 2週間以上続く不調があるなら、転職より先に受診です。

夜勤前に動悸がするのは、あなたが弱いからではありません。

3年間、休みを削って、体内時計を壊しながら、人の命に関わる仕事を続けてきた結果です。
それは弱さではなく、消耗です。

そして消耗は、環境を変えれば回復します。

まずは、選択肢がどれだけあるかを見てみてください。
見るだけなら、今日の夜勤明けでもできます。

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※本記事は情報提供を目的としたものであり、診断や治療を目的としたものではありません。心身の不調が続く場合は、自己判断せず医療機関にご相談ください。
※離職率・給与・夜勤手当に関する数値は、公益社団法人日本看護協会「病院看護実態調査」および「看護職員実態調査」の公表内容にもとづく執筆時点のものです。最新の数値は同協会の公表資料をご確認ください。
※求人の応募条件・待遇は施設や時期によって異なります。実際の条件は各求人情報でご確認ください。

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Geldライター:Kasai
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ストレス発散道場 編集部|人事・採用経験のある経営者ライター
仕事がつらいのは、あなたが甘いからではありません。 書いているのは、上場企業グループで法人営業と人事・採用(研修設計/採用面接/労務・リスク管理)を経験し、現在は会社経営者として組織を率いている人間です。「辞めたい」と切り出す側と、それを受ける側。その両方の席に座ってきました。 ストレス発散道場(運営:株式会社Geld)では、退職・転職・働き方から、眠りや運動などのセルフケアまでを発信しています。退職代行や労働法の情報は、民法・労働基準法などの条文や公的機関の一次情報にあたり、正確さを最優先に。読み終えたとき、肩の力が少し抜けている——そんな記事を目指しています。
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